おはようございます。ら~くです。
株価回復局面で投資家が考えるべきことについて私の考えを綴ろうと思います。底を打ったかはまだわからない
米国の7月のCPIが6月よりも下落したため、インフレのピークアウトが意識され、株価は世界的に回復基調です。円安の恩恵(?)もあり、円建てのS&P500は史上最高値付近まで戻っております。
今年の上半期は下落相場でしたが、いったん底打ちしたのかもしれません。
まあ、マーケットの予測については私は責任はとれませんが。
案外このまま回復するシナリオもある
個人的には、このまま一直線に回復するということは無く、今後にそれなりに大きな調整局面をむかえるのではないか、と予想しております。インフレのピークアウトが意識されたとはいっても、未曽有の物価上昇局面ですので、楽観的な見方はまだ早いように思います。
そうは言っても、案外このまま回復するシナリオもあるとは思いますし、そこがマーケットの予測の難しさでもあり楽しさでもあるとは思います。
下落相場で資産配分の見直しはお薦めしない
今年の上半期のような相場の調整局面が続くと- リスク許容度の見直しと場合によっては資産配分の見直しを
リスク許容度の範囲内で投資するというのは、それこそ基本中の基本なのですが、このリスク許容度の把握というのは難しいですし、相場好調局面ではリスクを積極的にとりたくなる心理が働くので、一聴に値する助言ではあります。
私は、下落相場でリスク許容度について再考することはお薦めします。
さはさりながら、下落相場で資産配分の見直しはお薦めしません。
下落相場で資産配分の見直しを行うと、損切もしくは利益を圧縮したうえでの利益確定となってしまうからです。
その後、好調相場で再び積極的にリスク資産の購入、下落相場でリスク資産の売却、を繰り返すと、典型的な高値掴み&安値売りのサイクルにはいってしまって、資産が増えるどころか減る結果になりかねません。
相場好調時にこそ資産配分の見直しを
リスク許容度について思いを巡らせることは、下落相場にこそすべきだと思います。(相場好調時ですと、ついつい許容度以上のリスクを取りがちになってしまうためです)一方、実際の資産配分の見直しは、相場好調時に実施すべきです。
今年上半期の下落相場を経験して、ご自身のリスク許容度について再考された投資家の方は、株価がそこそこ回復してきた今は、資産配分見直しの絶好の機会であるように思います。
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