株価がそこそこ回復してきた今の局面で投資家が考えるべきこと

2022年8月14日日曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

株価回復局面で投資家が考えるべきことについて私の考えを綴ろうと思います。

底を打ったかはまだわからない

米国の7月のCPIが6月よりも下落したため、インフレのピークアウトが意識され、株価は世界的に回復基調です。
円安の恩恵(?)もあり、円建てのS&P500は史上最高値付近まで戻っております。

今年の上半期は下落相場でしたが、いったん底打ちしたのかもしれません。
まあ、マーケットの予測については私は責任はとれませんが。

案外このまま回復するシナリオもある

個人的には、このまま一直線に回復するということは無く、今後にそれなりに大きな調整局面をむかえるのではないか、と予想しております。

インフレのピークアウトが意識されたとはいっても、未曽有の物価上昇局面ですので、楽観的な見方はまだ早いように思います。

そうは言っても、案外このまま回復するシナリオもあるとは思いますし、そこがマーケットの予測の難しさでもあり楽しさでもあるとは思います。

下落相場で資産配分の見直しはお薦めしない

今年の上半期のような相場の調整局面が続くと
  • リスク許容度の見直しと場合によっては資産配分の見直しを
といった言説をよく目にするようになります。

リスク許容度の範囲内で投資するというのは、それこそ基本中の基本なのですが、このリスク許容度の把握というのは難しいですし、相場好調局面ではリスクを積極的にとりたくなる心理が働くので、一聴に値する助言ではあります。

私は、下落相場でリスク許容度について再考することはお薦めします。
さはさりながら、下落相場で資産配分の見直しはお薦めしません。
下落相場で資産配分の見直しを行うと、損切もしくは利益を圧縮したうえでの利益確定となってしまうからです。
その後、好調相場で再び積極的にリスク資産の購入、下落相場でリスク資産の売却、を繰り返すと、典型的な高値掴み&安値売りのサイクルにはいってしまって、資産が増えるどころか減る結果になりかねません。

相場好調時にこそ資産配分の見直しを

リスク許容度について思いを巡らせることは、下落相場にこそすべきだと思います。(相場好調時ですと、ついつい許容度以上のリスクを取りがちになってしまうためです)

一方、実際の資産配分の見直しは、相場好調時に実施すべきです。

今年上半期の下落相場を経験して、ご自身のリスク許容度について再考された投資家の方は、株価がそこそこ回復してきた今は、資産配分見直しの絶好の機会であるように思います。

まあ、私はかなり余裕をもって投資しているので、今後も淡々と投資を続けていく所存ですが。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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