おはようございます。ら~くです。
本日は、私が思うリスク管理の要諦について綴ろうと思います。「COVID-19の新型変異種の報道を契機に投資家心理が悪化し、リスク資産価格が大きく下落した」という報道が多かったように思いますが、新型変異種はこれまでもいくつか確認されておりましたし、そこまで想定外のニュースではないように思ったのは私だけではないと思います。
思うに、単純に株価水準が割高だったから、悪い報道が出たことを口実に売る機関投資家やアルゴリズム取引が多かったということではないか、と感じます。
昨年の4月以降、右肩上がりの相場ですから仕方ないですね。
こういう調整局面を迎えたときに、よく見かける助言は
- 投資家はPFのリスク管理をしっかりと行えていれば、調整局面でも慌てない
リスク資産を手あたり次第売却して、むやみにリスクを下げることではないはずです。
許容リスク量の把握とリターンとのバランス
私が思うリスク管理の要諦は、以下の二つです- 許容リスク量の把握
- 上記リスク量の範囲内で期待リターンとのバランスがとれたPFを組む
適切な許容リスク量というのは、投資家自身の人的資本やその他の金融資本、また置かれている環境(独身or世帯持ち、専業主婦or共働き)などによって大きく左右されますから、結局は投資家自身が意思決定するしかありませんので、一般解はありません。
また、投資家自身の性格によっても、大きく左右されるでしょう。
許容リスク量を把握できたら、そのリスク量に見合った期待リターンを目指せるPFを組成します。
こちらは、許容リスク量の把握ほどは難しくはないでしょう。
言うが易し、行うが難し
人間ですから、誰しも感情に左右されます。調整局面を迎えたときに不安を感じてしまうのはやむを得ないと思いますが、株式投資のリターンの源泉はリスクプレミアムの回収ですから、株式市場に長期間滞在できた方が、期待リターンは高まります。
永遠に市場に滞在し続けることのできるようなPFの組成方法を投資家自身が置かれた環境の中で体得していくしかありません。
上記のようなことは、「言うが易し、行うが難し」ですが、感情に左右されず淡々と投資を継続できるような仕組みをつくりあげることが、結局は投資を通じて豊かになることにつながるのだと思う今日この頃です。
たぶんつづく
たぶんつづく
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