田舎暮らし特有の濃い人間関係

2023年2月21日火曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、田舎暮らしの人間関係について私の考えを綴ろうと思います。

福井県の池田町の7箇条

少し前に、福井県の池田町の7箇条がSNS等で話題になりました。

私は地方出身でして、田舎のコミュニティ特有の嫌な点については直観的に理解はできますので、上記の7箇条を読んだ際も、
  • まあ、集落ならこういうルールはあるよな
という感想くらいしか持ちませんでした。

集落は共同体ですからね。
いたずらに私権を主張されて、共同体に貢献しない個人がいると面倒なことになりますからね。
田舎に移住するということは、その共同体の一部になる、と同等の行為であることを移住希望者は自覚した方が良いと思います。

田舎暮らしを理想化することは危険

私は2008年から東京の23区内に居住していますので、東京都民になってもう15年も経過しました。
光陰矢の如しですね。

都市生活には都市生活特有のデメリットも多く存在します。
例えば以下のようなものですね。
  • 土地代が高い=家賃が高い
  • 混雑が通常(通勤電車など)
  • 自然環境に触れあうためには、それなりの距離を移動する必要がある
  • 人間関係が希薄
上記のような点に息苦しさを感じる方がいらっしゃるのは事実だと思います。

ただ、だからといって、「田舎暮らしこそが理想」といきなり論理を飛躍させるのもどうなのかなとも思います。

田舎暮らしの現実

田舎暮らしといっても、集落の規模によって多少は変わると思いますが、濃い人間関係が基本です。
共同体ですからね。
ですので、草刈や集落の行事については積極的に参加することを求められるのが常ですし、若いと消防団への入団も拒否することは難しいのではないでしょうか。

都会の生活に息苦しさを感じて田舎へ移住したら、田舎特有の濃い人間関係に嫌気が差してしまったという状況に陥る移住者がそれなりいるのはむべなるかな、という気がします。

移住するなら、まずは地方都市から

都会の方が、いきなり限界集落のような田舎へ移住するということ自体がかなり無理ゲーだと思います。
もし、都会の生活に息苦しさを感じるような方ですと、まずは地方都市(人口10万人を超える規模の都市)への移住の方がお薦めだと思います。

地方都市ですと、それなりに匿名性も確保されますし、仕事なども多少は選択肢はあるでしょうから。
どうしても田舎暮らしをしたいという方は、その地方都市で生活を送りながら、「ここだ!」と思える集落の候補をいくつか訪問してみて、実態を把握して移住先を選定していくというアプローチが現実的な気がします。

都会暮らしの最大のメリット

私が思うに都会暮らしの最大のメリットは
  • (公序良俗に反しない限りは)何をしても自由
という点にあると感じています。

田舎暮らしをされている方に話を聞くと
  • 本当はxxを目指したかったんだが、長男だったし、家業である農家を継ぐしかなかった
みたいな発言をされる方に必ず出会います。

地域共同体における同調圧力は、都会暮らしをしている方には理解できないほどの圧力をもって、個人の意思決定に大きな影響を及ぼします。

もちろん都会暮らしにも前述のようなデメリットもありますが、それと引き換えに得ているものにも目を向けたいと感じる今日この頃です。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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